「ロシアって物価は高い?スーパーでどんなものが買えるの?」
旅行や留学でロシアに滞在するなら日常の買い物事情は気になるところ。
本記事ではロシアの主要なスーパー事情の特徴や価格帯、日本食の入手可否など、現地で役立つ情報を紹介します。
1. ロシアの代表的なスーパーの種類
ロシアには様々な規模・価格帯のスーパーがあります。以下はその一例です。
- Пятёрочка(ピャチョーロチカ): ロシア全土に展開する格安スーパー。庶民的で品揃えは日用品中心。
- Магнит(マグニート): 地方都市にも多く、小規模〜中規模店が主流。
- Азбука Вкуса(アズブカ・フクサ): 高級志向のスーパー。オーガニック食品や輸入品が多め。
- Лента(レンタ): 大型スーパーで、コストコ的な雰囲気。まとめ買い向き。
- Перекрёсток(ペレクリョーストク): 清潔で中価格帯。都市部の駅周辺に多い。
- Ашан(アシャーン):大型スーパー。食料品は基本的にそこで全部済ませられる程の品揃え
また各都市・地域には独自のスーパーもあるので、そこで買い物をしてもOKです。
因みにロシアのスーパーには各々ポイントカードを発行しているところも多いので、
よく利用するのなら作っておいて損はないです。
2. ロシアの物価は安い?高い?
日本と比べて食品価格は基本的に安め。ただし、輸入品や加工食品、肉・乳製品はやや高めになる傾向があります。
商品名 | ロシア価格の目安 | 日本との比較 |
---|---|---|
食パン1斤 | 25〜60ルーブル(約45〜110円) | 日本より安い |
牛乳1L | 80〜120ルーブル(約145〜220円) | やや高め |
卵10個 | 40〜130ルーブル(約75〜230円) | 同程度〜やや高め |
※為替レートや都市によって差があります(1ルーブル=約1.8円換算)
※商品によっては、極端に安い(高い)ものもあります
3. ロシアのスーパーで買える日本食
モスクワやサンクトペテルブルクなどの大都市では、以下のような日本食が一部手に入ります。
- インスタントラーメン(ロシアオリジナルのラーメンもある)
- 醤油
- 味噌汁
- 米(日本米ではなく長粒米が主流)
- 海苔・わさび・お寿司キット(高級スーパーに多い)
ただし、日本食は輸入品扱いとなるため割高(2倍〜3倍程度)です。
留学予定者は、日本からインスタント味噌汁やふりかけなどを持参すると便利です。
ロシアにもいくつか日本食レストランが展開しているので、値段はしますが日本食をロシアでも楽しむことができます。
※日本のインスタントラーメンや味噌汁等はアジア食品店に行けば、割高ですが買えます。ただし一般的な食品店やスーパーではあまり見かけません
4. ロシアのスーパー利用時の注意点
- 基本はセルフレジ or レジ係が不愛想でも普通
- 袋は有料(1〜5ルーブル程度)なのでエコバッグ持参推奨
- 一部店舗はクレジットカード非対応(地方や小規模店)
- 英語はあまり通じないが、商品名や成分表はロシア語でも英語表記併記が多い
- 果物や野菜は置き場の近くに重さを計る機械があり、重さを計った後にその機械から出てくるシール状のバーコードを袋に貼る必要がある
まとめ:ロシアのスーパーは慣れれば快適
ロシアのスーパーは物価も比較的安く、品揃えも充実しています。最初は文化の違いに戸惑うこともあるかもしれませんが、慣れてしまえば意外と快適です。
旅行者なら「ピャチョーロチカ」や「ペレクリョーストク」などが使いやすく、
長期滞在者は「レンタ」や「アズブカ・フクサ」なども試してみると良いでしょう。
ロシアの買い物を楽しむためにも、現地スーパーはぜひ活用してみてください!
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